沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第14回コドラート調査

サンゴの種類キクメイシなどの塊状サンゴがいろいろ
通 称触手ワサワサ【死滅】
天 候晴れ
透 明 度18m
水 深6.3m
水 温22.8℃
う ね りなし
調 査 者山岸
所 見
長年観察してきた触手ワサワサは、ついに骨格さえも無くなっていました。
おそらく骨格全体が無くなったのは、2016年9月24日(前回調査日)から2017年5月27日の間であったと思われます。(実は2017年の調査時は、目印の杭も無くなっていたために探し切れませんでした・涙)

調査開始時に打った杭等の全ての目印は無くなり、残っていてくれた複数のキクメイシ(北西・左上側の2群体)によって、同じ位置であることを確認しています。

骨格が無くなり、日照を確保できたためか、上部のキクメイシは大きく成長しています。

右下にはミドリイシの加入が確認されました。
成長の早いミドリイシがコドラート内でどんなドラマを見せるのか、期待が膨らみます!

【投稿者】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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▲周辺の様子。ソフトコーラルの配置は大きく変わらない。

▲すぐ近くにタマイタダキイソギンチャクとクマノミが現れました。