調査実施日:2019年6月1日
サンゴの種類 | ハマサンゴ、ヒメマツミドリイシなど |
通 称 | タコサンゴ【死滅】⇒子孫生存か? |
天 候 | 曇り |
透 明 度 | 10m |
水 深 | 2.9m |
水 温 | 26.2℃ |
う ね り | ほとんどなし |
調 査 者 | 山岸 |
所 見 |
前回から約1年1ヶ月ぶりの調査です。
わずか50cm四方の枠内なのに、本当にいろいろなことが起きるものです。
かつて白化から復活したハマサンゴは、なぜか大きなダメージを受けていました。
死滅部分は大きな斑状で、表面には既に藻類が付着しておりやや時間が経過したものと見られます。強い群体だと認識していましたが、バクテリアなどにやられてしまったのでしょうか?(病気とか?)
さらに死滅したタコサンゴの骨格上で成長の機会を伺っていたミドリイシですが、なんと土台にしていた突起部分ごと無くなっているじゃないですか!
これは2014年に死滅したヒメマツミドリイシ(通称タコサンゴ)の骨格であり、5年近い時間経過によって風化し強度が落ちて折れてしまたものと思われます。台風などで岩が飛んできたのかもしれません。
それにしても、ここに着床したミドリイシ、土台から無くなってしまうとは…残念でした ><
そして!
おそらくタコサンゴの子孫だろうと考えていた(勝手に)下のヒメマツミドリイシが、なんと完全に無くなっているじゃないですか!30cm以上の大きさに達していたはずなのに、こうもあっさりと無くなってしまったのは驚きです。
元気なサンゴは、ちょっとコドラートからはみ出ていますが、右側のミドリイシ。
色が薄いのが気になりますが、今後見守っていきましょう! |
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【投稿者】
yutaka yamagishi
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