沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第10回コドラート調査

サンゴの種類ヒメマツミドリイシ
通 称タコサンゴ
天 候晴れ
透 明 度20m
水 深3.1m
水 温23.4℃
う ね りほとんどなし
調 査 者山岸
所 見
かろうじて・・・生き残っていたタコサンゴ。

同日に観察したサンゴの多くが死滅するなかで唯一、なんとか残っていてくれたサンゴです。こんな姿でしたが、なんともほっとしました。良かった^^


とはいえ、かつては50cm四方にまで成長していた群体が、中央から分断されるように大きく傷ついており、こうしたダメージは珍しいケースのように思います。

通常は他のサンゴ等とのテリトリー争いや、天敵であるオニヒトデやレイシガイダマシの食害によって、外縁部から傷付く場合がほとんど。右下のミドリイシのように、レイシガイダマシ(おそらく)に徐々に食べられて白骨化していくようなパターンがそう。



タコサンゴはニックネームの由来のように、上部にも発達し、かなり入り組んだ構造のサンゴでした。したがって、地表を這って進んできたレイシガイなどの外敵の侵入を中央から許し、徐々に弱った骨格に強いうねりや波によって運ばれてきた岩・礫などが当たり破壊されたのかもしれません。



でも、きっと復活してくれるはず。

過去に何度も回復し、二度の放卵を見せてくれたタコサンゴ。強いDNAに期待します。

【投稿者】

yutaka yamagishi

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