沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第12回コドラート調査

サンゴの種類ミドリイシと被覆状サンゴ
通 称姫松【死滅後】
天 候晴れ
透 明 度18m
水 深2.5m
水 温23.8℃
う ね りほとんどなし
調 査 者山岸
所 見
約11ヶ月ぶりのコドラート調査でした。

前回はじめて確認できたコドラート中央のミドリイシが無事に育っており、ホッとしました!
前回写真と並べて見てみると、地表を覆っている面積や全体のボリューム(体積)は3倍くらいになっているように見えます。

特に目立った食害なども無く、なにより現状では近くに競合サンゴもいないので、このまま大きくなってほしいものです。

一方、残念なのはコドラート上(外側)のヒメマツミドリイシ。姫松の子孫では、と期待しているサンゴですが、群体の大半が死んでおり(食害でしょうか?)、生きているのは手のひらくらいの面積の印象です。

幾多の困難を乗り越えてきたヒメマツミドリイシには、ここからの再起を期待します!

【投稿者】

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▲面積・ボリュームともに3倍くらいに大きくなっているように見えます。

▲コドラート上側のヒメマツがピンチ!