沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第19回コドラート調査

サンゴの種類キクメイシなどの塊状サンゴ
通 称ウニサンゴ【死滅】⇒コモンキクメVSギザギザキクメ
天 候晴れ
透 明 度15m
水 深2.4m
水 温25.1℃
う ね りなし
調 査 者山岸
所 見
前回から約8ヶ月ぶりのコドラート調査。

前回瀕死の重症を負っていたギザギザキクメイシ(通称)ですが、どうやら右側(コモンキクメイシがいる)には行かない!と生き方を決めたようです。

前回は不完全であった右側の境界にあった個体の隔壁がしっかりしたものになり、完全に左側に生きよう!とシフトしたように見えます。賢い選択でしょう。

と、ここでギザギザ君の下に居た緑色のウミシダが気になりました。前回写真を見てみると、なんとほぼ同じ位置に居るじゃないですか!(うーん、これは同じ個体でしょう!と決めつけるw)

ウミシダは結構動き回る生物だと思っていましたが、意外といいところを見つけたら定住するのかな?

恐らく夜には穴から出てきて、腕を広げてワシワシとプランクトンを貪っていると思われます。


前回新規参入を確認していたミドリイシは残念ながら、岩礁と同化しました。。。その代わり、また小さなミドリイシが現れています!(コドラート中央よりやや上)

がんばれ!コモンキクメイシには近づくなよ!

【投稿者】

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▲ウミシダ結構定住するのか説が浮上

▲ギザギザ君は左に生きると決めた

▲コモンキクメイシが睨みを利かせる

▲コモンキクメイシに共生を挑んだヘビガイが居たのかも

▲本当にコモンキクメイシなのか?

▲ギザギザ君の個体を拡大、非常に特徴的な骨格

▲カスリヘビギンポかな

▲新たなミドリイシ(右上)

▲ウミシダは次回も居るのか?

▲複雑な形状の底面

▲左上