調査実施日:2016年9月24日
サンゴの種類 | キクメイシなどの塊状サンゴ |
通 称 | ウニサンゴ【死滅】⇒コモンキクメVSギザギザキクメ |
天 候 | 晴れ |
透 明 度 | 18m |
水 深 | 3.2m |
水 温 | 28℃ |
う ね り | ほとんどなし |
調 査 者 | 山岸 |
所 見 |
前回から約10ヶ月後のコドラート調査。
しかし・・・海底のドラマは話題に尽きませんね。前回調査でコモンキクメイシVSギザギザキクメイシ(通称)のバトルを観察(観戦)していましたが、やはりコモンキクメイシの攻撃力は圧倒的だったようです。
ギザギザ君の右側半分は完全に死滅し、藻が生えてしまっています。残っている個体ももはや数えるほど(個体が大きいのもありますが…)。
スゴイのはコモンキクメイシ。
ほとんど無傷であり、わずか10ヶ月で一回り大きくなったようです。
不思議なのが、なぜ最近になって急激に勢力を拡大してきたのか?という点。
初代観察対象であったミドリイシ(通称:ウニサンゴ)がいた時代も、コモンは生存していましたが、それほど大きくなることもありませんでした。
それがミドリイシが死滅した後の数年で、周辺のサンゴを圧倒しています。もしかしたらミドリイシが苦手なのかな?
ミドリイシの枝が覆いかぶさることで、日照を確保できずエネルギーを蓄えられなかったのか?疑問は尽きません。
さて、コドラートの中央やや左の位置に、新しいミドリイシが参入してきました!まだまだ小さな群体ですが、順調に行けば2年くらいでコモンキクメイシの攻撃範囲に達すると思われます。今後の展開が楽しみです! |
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【投稿者】
yutaka yamagishi
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▲恐るべし、コモンキクメイシ!絶賛勢力拡大中です!
▲ソフトコーラルが白化していますね
▲新参者のミドリイシ、上は危険だよ
▲貫禄でてきたね、左側の傷はヘビガイあたりが入ってきたのでしょうか
▲ミドリイシの若い群体
▲こっそり被覆状サンゴも拡大中