沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第6回コドラート調査

サンゴの種類ミドリイシの仲間
通 称触手ワサワサ
天 候曇り
透 明 度18m
水 深7.2m
水 温22℃
う ね りあり
調 査 者ブルートライ:山岸
所 見
いつもガイドの途中で寄り道しては、「でっかくなったなぁ〜」と思ってはいたのですが、コドラートを置いてみて・・・やっぱり50cmの枠からはみ出しちゃいました。もう彼には、50cmの世界は狭すぎるのです!

着々と成長しているようで、とくにオニヒトデやレイシガイなどの被害は見当たらなかった。右上部分に僅かに先端の成長点が削られているところがあった。傷はまだ新しく、おそらくダイバーなどのフィンがあたったことによるものと考えられる。
左下部分の成長があまり進んでいないのは、塊状サンゴと隣接しているためであると考えられる。塊状サンゴに最も近いミドリイシの先端は、攻撃されたのか溶けたように丸くなり、ポリプも見られない。死んでいるようにも見えるが、特に藻がついたりもしていない。
共生しているイバラカンザシ(×2)も元気な様子だった。ルリスズメダイが住み着いていた。
あとは周囲を取り囲むソフトコーラルとの競争になりそう。今後も目が離せませんね!

【投稿者】

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