沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第17回コドラート調査

サンゴの種類キクメイシなどの塊状サンゴ
通 称ウニサンゴ【死滅】⇒コモンキクメVSギザギザキクメ
天 候晴れ
透 明 度15m
水 深3.2m
水 温27.0℃
う ね りほとんどなし
調 査 者山岸
所 見
約11ヶ月ぶりのコドラート調査です。

長い間我々を楽しませてくれたウニサンゴは、すでに死滅しており、かろうじて骨格の亡骸が残る程度になっていました。

現在のおもな観察対象は、ウニサンゴの影でひっそりと生きてきたキクメイシ達です。おそらく右側はコモンキクメイシと思われます。左側のキクメイシは種の同定ができないので、当面の間はギザギザキクメイシと呼びます!(どなたか教えて!)

さて、このコモンキクメイシとギザギザキクメイシは7年くらい前の写真では、15cm近く離れていましたが、今や隣接しているではありませんか!

そうです、当然バトルが起きているわけですが、今日はじっくりアップで見てみましょう!



なんということでしょう。。。

見るからに「さわんじゃねぇ、怪我すんぜ!」といった風貌のギザギザキクメイシですが、見て下さい!隣接している面の個体はボッコボコにされています。

一方のコモンキクメイシは、つるつるの無傷・圧勝です。



日中はポリプをしまっているキクメイシですが、夜になると壮絶なバトルを繰り広げていると思われます。

「フィールド図鑑・造礁サンゴ」によると、非常に似ている「ヒラカメノコキクメイシ」の説明文に、「種間競争に強く、隔膜糸を出して隣接するサンゴを殺すことがしばしばある。」と記載がありました。

もしかしたら、コモンではなくてヒラカメノコなのかもです。

今後の行方を見守っていきましょう。

【投稿者】

yutaka yamagishi

PB200038

PB200039

PB200044

▲隣り合ったら最後、戦いが始まるのです

▲コモンキクメイシ強し!

▲コモンキクメイシだと思いますが、ヒラカメノコキクメイシと迷っています

▲種名不明です(通称:ギザギザキクメイシ)

▲アズキイボヒトデがいました

▲あまりお見かけしないサンゴがいたのでメモ