調査実施日:2015年11月20日
サンゴの種類 | キクメイシなどの塊状サンゴ |
通 称 | ウニサンゴ【死滅】⇒コモンキクメVSギザギザキクメ |
天 候 | 晴れ |
透 明 度 | 15m |
水 深 | 3.2m |
水 温 | 27.0℃ |
う ね り | ほとんどなし |
調 査 者 | 山岸 |
所 見 |
約11ヶ月ぶりのコドラート調査です。
長い間我々を楽しませてくれたウニサンゴは、すでに死滅しており、かろうじて骨格の亡骸が残る程度になっていました。
現在のおもな観察対象は、ウニサンゴの影でひっそりと生きてきたキクメイシ達です。おそらく右側はコモンキクメイシと思われます。左側のキクメイシは種の同定ができないので、当面の間はギザギザキクメイシと呼びます!(どなたか教えて!)
さて、このコモンキクメイシとギザギザキクメイシは7年くらい前の写真では、15cm近く離れていましたが、今や隣接しているではありませんか!
そうです、当然バトルが起きているわけですが、今日はじっくりアップで見てみましょう!
なんということでしょう。。。
見るからに「さわんじゃねぇ、怪我すんぜ!」といった風貌のギザギザキクメイシですが、見て下さい!隣接している面の個体はボッコボコにされています。
一方のコモンキクメイシは、つるつるの無傷・圧勝です。
日中はポリプをしまっているキクメイシですが、夜になると壮絶なバトルを繰り広げていると思われます。
「フィールド図鑑・造礁サンゴ」によると、非常に似ている「ヒラカメノコキクメイシ」の説明文に、「種間競争に強く、隔膜糸を出して隣接するサンゴを殺すことがしばしばある。」と記載がありました。
もしかしたら、コモンではなくてヒラカメノコなのかもです。
今後の行方を見守っていきましょう。 |
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【投稿者】
yutaka yamagishi
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▲隣り合ったら最後、戦いが始まるのです
▲コモンキクメイシ強し!
▲コモンキクメイシだと思いますが、ヒラカメノコキクメイシと迷っています
▲種名不明です(通称:ギザギザキクメイシ)
▲アズキイボヒトデがいました
▲あまりお見かけしないサンゴがいたのでメモ
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