沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第8回コドラート調査

サンゴの種類ヒメマツミドリイシ
通 称姫松
天 候晴れ
透 明 度12m
水 深3.0m
水 温28.8℃
う ね りややあり
調 査 者山岸
所 見
今年6月に見事な産卵シーンを披露してくれたサンゴは、順調に成長していてくれました。この日もシロレイシガイダマシ(1個体)が枝の隙間に張り付いており、地道に食事をしていました。とりあえず駆除しましたが、幾多の困難を乗り越えてきたこのサンゴにとっては、レイシガイさえも共生の一員かと思えるほどでした。
それは、横からの写真を見ると明らかでしょう(写真中)。このサンゴは何度も食害に遭いながらも、自身の亡骸の上に成長を続けてきた群体なのです(サンゴモがついて赤くなっているところは、このサンゴの死んだ骨格部分です)。
また、横方向に伸びた枝の先端が岩礁にふれると、そこに固着しつつ成長していくんですね(写真下)。こうやって成長しつつも大きくなる体を支えるために支点を増やしているんですね。しかも岩礁に固着した部分を良く見ると、成長点がわれ先に!と飛び出してきています。サンゴの生命力を感じさせてくれる群体のひとつです。

【投稿者】

yutaka yamagishi

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