沖縄のサンゴの保全・モニタリング記録

サンゴのモニタリング記録:第8回コドラート調査

サンゴの種類ミドリイシ属
通 称三代目サンゴ
天 候快晴
透 明 度15m
水 深1.8m
水 温23.4℃
う ね り多少あり
調 査 者山岸
所 見
こちらも約半年ぶりのコドラートです。

初代サンゴは中央の岩盤となり、二代目は僅かに形状を残すのみでしたが、三代目の観察対象となったミドリイシは、グイグイとコドラートはみだして成長を続けています。

ただし・・・順調という訳ではなさそうです。良く見ると!ミドリイシ上部の約40%にフサフサの藻が付着しているじゃないですか!これはどうしたんでしょうか?いままであまり見かけない(記憶にない)症状に思います。成長点にあたる先端部分だけがストレスを受けてそこに海藻らしきものが付いている感じです。レイシガイは一本一本をもっと根本まで食べるし、オニヒトデが乗っかって食べ始めた頃にダイバーに駆除されたのかな?もしくは病気?う~ん、謎は深まるばかりです。もう少し様子を見てみましょう。

その他は、塊状サンゴは順調に成長しています。ナガウニが元気に岩盤を削り、窪みを複雑化させているようです。コドラート周辺のサンゴは種も豊富でかなり成長しているように思いました。

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